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竜興りて雲を致す

2025.01.12発行
竜化パロ
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​1.竜興りて雲を致す
00:00 / 02:38

天に昇る2匹の竜は雲を呼び起こし その勢いをさらに増し 変幻自在に飛び回る

+++

動物化五悠BGM集を作るに至ってどんな生き物の五悠が聴いてみたいかリクエストアンケートを取ったところ 予想以上に色んな種類の生き物が集まりまして、
その中で届いたリクエストを確認した瞬間に
「あ!これ絶対作る!」
とアンケート〆る前からお手付きで作り始めたのが「竜」「龍」「ドラゴン」でした。
幻獣化五悠、めちゃ良い。

西洋の竜と東洋の龍で迷いに迷い、
以前からケルト・アイリッシュ系の民族音楽と五悠を絡めてみたかったのもあり前者にしたのですが
五条悟は龍も似合うよな~~~と後者への欲望も捨てきれず、西洋寄りの折衷案みたいな感じの曲になりました。
西洋ファンタジーRPGのような曲調ですがこの曲に篳篥(ひちり)の音が入っているのはそんな理由です。

個人的な拘り過ぎてあまり違いが分からないと思いますが、
曲によって笛の音源を竜笛にしたりティン・ホイッスルやフルートにしたり
細かく使い分けてみました。

​2.彩雲の語り部
00:00 / 02:11

道行く旅人が雲の多い荒野で出会った 吟遊詩人から聴いた詩
空に彩雲がかかった時に現れるという
この世のものとは思えない透き通る水面に反射した月明りのような白銀と
春を彷彿とさせる温かく初々しさを感じる美しい色を持つ 2匹の幻獣の話

+++

フィドルとハープをふんだんに使ったゴリッゴリのファンタジーBGM。

モブ旅人視点で、吟遊詩人から聴いた話が忘れられず
ハープの音色をリフレインしながら2匹の竜をこの目で見たいと竜五悠に強く思い馳せる曲です。
宛てのない旅路を歩んでいたモブですが、当面の目的を竜五悠に出会う事として暫くこの地に滞在するでしょう。
またモブ視点の曲作ってるよ 癖です

こういう民族音楽が前から作りたくて五悠と絡めたかったのですが、お題として難しく
五悠として昇華するには無理かなぁと諦めていたところ、竜化五悠を作るに至って「これ今ならいけるのでは?」と一念発起。

ゲーム音楽の影響からケルト系の民族音楽が大好きで耳年増ではありますが、
知識も技術も浅いので昔イキって購入していた教本引っ張り出して有識者の知人も引っ張り出して勉強しながらの挑戦になりました。奥が深ぇや。

本来はバグパイプやアコーディオン系、ブズーキやバンジョーなどを使った方がケルトっぽくなるし
リズムもジグ・リール・ホーンパイプなどの跳ねるようなものが主流ですが(そもそケルトはもダンスの為の曲がほとんどなので)、
本格的にやり過ぎるとまたジャンルが変わってしまうので あくまで竜の五悠のファンタジーとしての作曲を意識してます。

​3.雲外蒼天
00:00 / 02:44

雨雲の上には青空が広がっていると教えてくれた 
澄んだ水とどこまでも続く青空のような 大好きな先生に贈る 
春のあたたかい太陽のような竜の あいのうた

 

+++

本来このライン入力した打ち込みピアノは普段自分が作る曲としては下書きの段階なのですが
竜悠仁くんの穢れのなさ、初々しさ、擦れていなくてひたむきで真っ直ぐで
竜悟に沢山の事を教わり学んで吸収していく様を表現する為に、
敢えてここから編曲せずこの状態で完成させました。
曲自体も凝り過ぎずにシンプルな進行にしました 即興に近いです
運指の乱れもあまり修正せずほとんどそのままにしてあります
その方が虎杖悠仁らしいかなと。

推しに対する言語化能力が著しく低いので(結果音楽表現に逃げているくらい)
いつも上手く文章で説明出来ない
ライナーノーツも毎度支離滅裂でさぞ読み難いだろうなぁと思いながら打っています

申し訳ない

つまりは五条悟の事が大好きな虎杖悠仁はとても可愛いという事です。
 

​4.There is always light behind the clouds.
00:00 / 04:19

(雲の向こうには必ず光がある)

君は僕を先生と呼ぶけれど、
僕も君と出逢ってから沢山の事を教わったよ
春のように暖かい僕の光 
大好きな君へ贈る 美しい水竜のあいのうた

+++

本来このBGM集は3曲目(悠仁の曲)まで+ボーナストラック(5曲目)の4曲でまとめるつもりだったのですが、
悠仁くんの曲が完成してマスタリングしていたら「悟からの曲も欲し過ぎる」になってしまい
我慢出来ずに作り足してしまいました。

実は今回のイベント参加経緯が「相互を会場に引っ張り出す為に自分も生贄になった」

でして、
元々決まって作業を始めていた2月のケモ五悠BGM集の進捗に差し障りない範囲で
ちょっとした短編スピンオフで茶を濁すつもりががっつり長編になってしまった…
五悠の奥も沼も深過ぎるのが悪い 

竜悠仁の曲がシンプルだったので、対比として竜悟の曲はかなりがっつり編曲しました。
個人的に五←悠の矢印が真っ直ぐだとすると、五→悠は回り込んで包囲するように
でっかくて大きく湾曲した矢印なイメージがあるので、

曲としても空間の広がりを意識しました。


水を司る竜をイメージして水音で合いの手。竜悠仁は日中の曲、竜悟は夜の曲です。

竜神としての圧倒的な強さから他からも敬遠される存在で、

気にも留めず誰を理解しようともせず
そんな日々に特に寂しさも感じず悠々自適に過ごしていた竜悟が竜悠仁と出逢い(出逢った経緯は特に決めていないのでお好きに妄想して下さい)(そして私に教えてください)
世間知らずな悠仁に生きる術を教えながらも、悟も悠仁から小鳥の囀りの美しさや春の温かさ、大切な存在と共に在れる事がどれだけ幸せか 

自分に沢山の感情がある事を気付かされ教わった曲です

君に「雨雲の上には青空が広がっている」と教えたのは僕だけど
雨雲の上に青空が広がっている事の素晴らしさに気付けたのは君のお陰なんだよね


 

​5.行雲流水
00:00 / 02:34

「彩雲が出来ると現れる2匹の美しい竜、ねぇ…。
うーん残念だけど僕は見た事無いなぁ。
え?竜の色が僕達の髪色に似てるって?へぇ、偶然もあったもんだね。
なんとなくだけど、この辺には暫く出て来ないんじゃないかな。

話はそれだけならもう行っていい?
先生と色んな場所に行ってみたいって言う僕の可愛い子が待ちくたびれてるみたいなんでね。」

 

+++

元々人間の姿になれる悟(普段からそれで人里に降りて甘未を味わったりしていた)による

特訓の甲斐あり、
同じように人間の姿を保てるようになった悠仁。
「俺も色んな場所に行ってみたい!先生と一緒に!」「いいね!」
で共に過ごしてきた地を離れ旅を始めた所で出会った吟遊詩人に例の詩を聴かされた五悠。

ボーナストラックです。エピローグでありプロローグである的な。
竜化五悠の新たな旅の始まりの曲。

2曲目で「空に彩雲がかかると竜が姿を現す」と言われていますが、
実際は逆で彩雲を起こしているのは五悠(厳密には悠仁と一緒に居てテンションが上がった時の悟)の方なので
この地を五悠が離れた事により竜の姿どころか彩雲も見られなくなるというこぼれ話があります。

余談ですが、今作は全ての曲名に「雲」というワードが入っています。

雲にまつわる好きな英文がありまして。

“Every cloud has a silver lining.”

(全ての雲には銀の裏地があるものだ。)

逆境の中にも希望の光はある」という意味のことわざです。

原作の五条悟と虎杖悠仁にピッタリな言葉だと思いませんか。

​五悠って星や月や太陽も似合うけど、雲も似合うんだな としみじみ。


ここまで聴いて下さりありがとうございました!

2025.01.12
アンダーノースざわ(下北沢)

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